職人日誌

構造材加工

こんにちは!

昨日の雨が嘘のような天候で本日も仕事がはかどっております(^^)

連休明けから取り掛かっております構造材の加工中です。今回は手刻みで行っております。

「手刻み」とは、大工さんが木材(柱や梁)に墨で印を付け、ノコギリやカンナやノミを使いこなし加工していく、古来より伝わる伝統的な木材加工方法です。

なぜ手刻みで行うのかというと、プレカットはもちろん合理的で良いのですが、使用目的に合わせ職人の目で丁寧に加工していくことで、より頑丈な構造体を組み上げることができるからです。また、手刻みだからできる無駄のない加工で、木を大切に使いコストも抑えます。

手刻みのできる大工さんは新築だけでなくリフォームにも対応できます。

今流行りの住宅リフォーム・リノベーション工事は実際に解体してみないと分からないことが多々あります。仕上げだけをやり替えるつもりが解体してみると、下地・構造体が腐っていたなど良くあることです。そんな時でも手刻みのできる大工さんは、木造住宅の仕組み(継ぎ手や仕口)を理解しているので、リフォームも容易にこなすことができ安心です。

 

行橋市・みやこ町で新築・リフォームは中原工務店